Contents
オープニング
- フォーカス・リュナン
- 【リュナン】
-
……オイゲン▼
ウエルト王国は我々と共に
戦ってくれるだろうか?▼
- 【オイゲン】
-
先のバルト戦役で
ロファール王は消息を断たれ
主力騎士団もそのほとんどが
壊滅したと聞きます▼
いかに帝国の
横暴と脅威を訴えたとしても
説得するのは
容易なことではありますまい▼
- 【リュナン】
-
……まずは、この国の内情を
把握すべきなのかもしれないな▼
- 【オイゲン】
-
では、この港で情報を集めましょうか▼
- 【リュナン】
-
そうだな、皆で手分けして
街の人たちの話を聞いてくれ▼
王宮に向うのはその後だ▼
- 【クライス】
-
はっ▼
- 【アーキス】
-
お任せを、リュナン様▼
- 【ガロ】
-
承知しましたぜ▼
- フォーカス・サーシャ&ケイト
- 【ケイト】
-
サーシャ様!▼
お急ぎください、このままでは
追いつかれてしまいます!▼
- 【サーシャ】
-
はあっ、はぁっ……▼
ケイト……▼
私、もうだめ……▼
これ以上、走れない……▼
- 【ケイト】
-
気弱なことをおっしゃらないでください!▼
ヴェルジェまであと少しです!▼
今しばらくのご辛抱を!▼
- 【サーシャ】
-
でも……▼足が……▼
ううっ……!▼
- 【ケイト】
-
……これは……!▼
足をくじかれていたのですね▼
これでは歩くことさえ辛いはず……▼
申し訳ありません
もっと早く気づくべきでした……▼
- 【サーシャ】
-
ケイト……▼
- 【ケイト】
-
追手はここで私が食い止めます▼
その間にソラの港町までお逃げください▼
宿にでもお姿を隠して今夜一晩休めば
痛みもおさまるはずです▼
そしてサーシャ様だけでも
どうかヴェルジェに……!▼
- 【ケイト】
-
そんな!▼
ケイト一人を残しては行けないわ▼
- 【ケイト】
-
私のことならご心配にはおよびません▼
私はこれでも王妃様をお守りする近衛騎士▼
コッダの兵士などに
遅れをとるものではありません▼
- 【サーシャ】
-
ケイトが優れた騎士なのは知っています▼
でも相手は大勢なのでしょう▼
一人で戦うなんて無謀すぎます▼
- 【ケイト】
-
たとえ無謀であったとしても
私はサーシャ様をお守りせねばなりません▼
それが近衛の騎士としての私の役割……▼
いえ、私の誇りなのですから……▼
- 【サーシャ】
-
ケイトは死を覚悟してるのね……▼
だめ!
そんなこと、私、絶対に許さない!▼
お願い、ケイト▼
ソラまで、我慢するから……▼
私、頑張るから……▼
だから、一緒に行きましょう▼
- 【ケイト】
-
サーシャ様……▼
Enemy Turn 1
- 【コッダ】
-
ようやく追いついたようだな▼
ルースよ、あとはお前が指揮を取れ▼
王女を捕らえて、王宮まで連れ戻すのだ▼
- 【ルース】
-
護衛の騎士はどうします?▼
- 【コッダ】
-
フンッ、たかが女一人
なにほどのことがあろう▼
かまわぬ、殺せ!▼
- 【ルース】
-
はっ、承知いたしました!▼
リュナン→サーシャ
- 【リュナン】
-
どうしたんだ?▼
あの兵士たちに追われているのか?▼
- 【サーシャ】
-
!……▼
- 【オイゲン】
-
リュナン様
話しているヒマはありませぬぞ▼
まずは奴らを追い払いましょう▼
- 【リュナン】
-
そうだな▼
追手は僕たちが引き受ける▼
君は安全な場所に……▼
戦いが終わったら、話を聞かせてもらう▼
- 【サーシャ】
-
は、はい……▼
- ケイト生存時
- フォーカス・ケイト
- 【ケイト】
-
異国の騎士が?……▼
一体何者なの……▼
民家(上の左側)
- 【村人】
-
本土ではほとんどの国が
帝国の支配下に入ったらしいな▼
だが帝国も、こんな辺境まで
進軍してはくるまいに▼
我らがロファール陛下は
リーヴェの窮地を見かねて
挙兵され、バルト要塞での
戦いで行方不明となられた▼
素晴らしい王であったのに……▼
その人の良さが災いするとは
皮肉な話だな▼
問題は、陛下なき後の
この国の行く末だ……▼
残されたリーザ王妃と
サーシャ王女の母娘だけでは
この国も長くは保てまい……▼
おっと、長話を聞いてくれた
お礼にこの剣を差し上げよう▼
ありふれた物だが
わしが使いこんだ分
切れ味がよいかもしれんぞ▼
民家(上の右側)
- 【村人】
-
港に来たでっかい船
あれグラナダの私掠船だろ?▼
……えっ、あんたたち
あれに乗って来たってのか!?▼
一体何者なんだ
あんたたち……▼
本土からウエルトくんだりまで
何のために来たか知らないが
揉め事だけは起こすなよ▼
ただでさえ今
この国は、ゴタゴタの
真っ最中なんだからな……▼
ん? なんだ?▼
ああ、このクスリか?▼
港で拾ったんだけど
何の役に立つのかわからねぇ▼
いいぜ
欲しいならもってゆきな▼
民家(下の1番左)
- Player Turn 5 以前
- 【村人】
-
南の跳ね橋は
潮の満ち引きに合わせて
上がり下がりするように
なっとるんじゃ▼
まだ下りてないのなら
そのうち下りるはずじゃて▼
ちょいと
待ってみてはどうかの?▼
- Player Turn 5 以降
- 【村人】
-
南の跳ね橋は
潮の満ち引きに合わせて
上がり下がりするように
なっとるんじゃ▼
一度下りたらもう当分は
上がることはないじゃろうて▼
安心して渡りなされ▼
民家(下の左から2番目)
- 【村人】
-
東のヴェルジェの領主
マーロン伯爵は
ご高齢ではあるけれど
義に厚く、とても民思いで▼
コッダ宰相なんかとは
比べ物にならないほど
優れたお方だよ▼
本当はマーロン伯こそ
宰相にふさわしい方だと
みんな思ってるはずさ▼
なのにどうして王妃様は
コッダなんかに宰相を任せて
ヤツの横暴を
放っておくんだろうね▼
所詮、雲の上の人たちは
地べたを這いずる民のことなど
考えちゃいないって
ことなのかな……▼
……ところで、君
このおまもりを
もらってくれないか▼
昔の恋人にもらったんだけど
今の彼女に見つかると困るし▼
といって
捨てる訳にもいかないし▼
どうしようかと悩んでたんだ▼
君がもらってくれるなら
うれしいな▼
民家(下の右から2番目)
- 【村人】
-
つい半年前まで
このウエルトは
平和で穏やかな国でした▼
そう、ロファール陛下が
バルト戦役に向かわれて
国を留守にされるまでは……▼
陛下の留守をいいことに
宰相となったコッダ伯爵の
横暴で、この港もすっかり
活気を失ってしまいました▼
宰相の兵がやってきては
船の積荷に法外な税金をかけ
何もかも根こそぎ
奪ってゆくのです▼
こんな状態ではとても
私たちは生きてゆけません……▼
ああ、ロファール陛下さえ
ご健在であられたなら……▼
あ、ごめんなさい▼
初めてお会いする方に
グチを聞かせてしまうなんて▼
お詫びといってはなんですが
この革の盾をお持ち下さい▼
父の形見なのですが
お役に立てば嬉しいです▼
民家(下の1番右)
- 【村人】
-
へえー▼
あんたたちがグラナダの
勇者なのかい▼
帝国相手に1年も
戦ったって言うから▼
どんなにすごい男たちかと
思ってたけど、なんだ
可愛いボウヤじゃないか▼
まあいいさ▼
せっかく来てくれたんだ▼
この薬草を持って行きな▼
クリア後
- 【オイゲン】
-
リュナン様
兵士たちは逃げてゆきましたぞ▼
- 【リュナン】
-
……あの少女は?▼
- 【オイゲン】
-
無事、保護いたしました▼
こちらに……▼
- 【リュナン】
-
大丈夫か?▼
- 【サーシャ】
-
はい……▼
ありがとうございました▼
- 【リュナン】
-
彼らはウエルトの兵士たちのようだが
なぜ君たちを追っていたんだ?▼
それに君は高貴な家柄の人のようだが……▼
- 【オイゲン】
-
リュナン様
まだお気づきになられませぬか▼
この方はウエルト王国の王女
サーシャ様でございますぞ▼
- 【リュナン】
-
サーシャ王女!?▼
- 【サーシャ】
-
はい、▼お久しぶりです、リュナン様▼
- 【リュナン】
-
そうだったのか……▼
すまない、気づかなかった……▼
- 【サーシャ】
-
お会いしたのは
もうずいぶん昔のことですもの▼
忘れておられてもしかたありません▼
でも……▼私はすぐにわかりました▼
わずかな間だったけど、リュナン様には
優しくしていただきましたから……▼
- 【リュナン】
-
父上と共にウエルトを訪れたのは
僕がまだ10歳のときだった▼
幼い王女と遊んだ記憶はあるが
それがまさか君だなんて……▼
すっかり見違えてしまってわからなかった▼
- 【オイゲン】
-
いや、わたくしは覚えておりましたぞ▼
- 【サーシャ】
-
あなたは、リュナン様の守り役だった……▼
えっと……▼
- 【オイゲン】
-
オイゲンでございます、サーシャお嬢様▼
- 【サーシャ】
-
そうだわ、オイゲン将軍ね▼
覚えていてくれてありがとう▼
- 【リュナン】
-
……サーシャ王女
事情を聞かせてくれないか▼
この国はどうなっている?▼
王女である君が
どうして追われなければならないんだ?▼
- 【サーシャ】
-
リュナン様は
バルト戦役のことをご存知でしょうか?▼
- 【リュナン】
-
話は聞いている▼
半年前、バルト要塞を巡って
西部諸国同盟と帝国の大きな戦があり
西部同盟の大敗北に終わったと……▼
西部同盟を指揮していたロファール王は
行方不明になられたとも聞いている▼
- 【サーシャ】
-
ええ……▼
あの戦い以来、お父様の所在は不明です▼
お父様と共に出陣した諸侯や騎士たちも
その多くは戦死し
国に戻れたのはほんの一握り▼
そのために国の治安は乱れ
野心を持つ者たちが
好き勝手なことをするようになりました▼
- 【リュナン】
-
しかし、ウエルトほどの大国が
たった一度の敗戦で
それほど乱れるものかな▼
ロファール王は大陸5賢王の
一人に数えられるほどの方だ▼
国を離れるにあたっては
信頼できる者に留守を託したはずだが▼
- 【サーシャ】
-
ええ、有力貴族のコッダ伯爵が
国の守りを託されました▼
でも、最近になって
コッダ伯爵に野心が芽生え▼
前宰相が老齢で病に伏せるや
自ら宰相となって▼
民に重税を課したり
反対する家臣たちを勝手に追放したりと▼
その横暴は日に日に
ひどくなるばかりで……▼
- 【リュナン】
-
国王の留守を良いことに
王国を我が物にするつもりか▼
君の母上……▼
リーザ王妃はどうされている?▼
- 【サーシャ】
-
コッダの野心に気付いた母は
彼を追放して
マーロン伯を宰相にと決意され
その命令書を作られたのですが……▼
- 【リュナン】
-
マーロン伯?
- 【サーシャ】
-
東のヴェルジェを領地とする
父の臣下の一人です▼
老齢ゆえにバルト出陣には
加えられませんでしたが
忠節の志し厚く、国民も慕う立派な方です▼
父上は出陣にあたり、マーロン伯に
宰相を務めるよう求められましたが
伯は「その器にあらず」と固辞され▼
今もまだ、ヴェルジェ砦に
引き込まれたままなのです▼
- 【リュナン】
-
そうか……▼それで
サーシャがその命令書をたずさえて
ヴェルジェに行こうとしているのか▼
- 【サーシャ】
-
お母様は近衛騎士のケイトに
命令書を託されたのですが▼
もしことが知れた場合に
私が人質になることを恐れて
一緒に行くようにと言われました▼
- 【リュナン】
-
事情はだいたいわかった▼
それなら僕たちもヴェルジェに行こう▼
そのマーロン伯といわれる方に
僕もお会いしたい▼
- 【サーシャ】
-
でもどうしてリュナン様がウエルトに?▼
グラナダで帝国軍と戦っておられることは
噂で聞いていましたが……▼
- 【リュナン】
-
それはまた後で話そう▼
コッダの増援が来ないうちに
出発したほうがいいだろう▼
- フォーカス・ウエルト王宮
- 【コッダ】
-
リーザ王妃様、ご機嫌は如何でしょう▼
至らぬことがあれば、なんなりと
このコッダにお申しつけ下さい▼
- 【リーザ】
-
伯爵、私をいつまでこのような部屋に
閉じ込めておくつもりなのです▼
ロファール王の家臣として
恥ずかしくはないのですか▼
- 【コッダ】
-
いえ……▼これは……▼
- 【リーザ】
-
聞けば
あなたは帝国に和を請うつもりだとか▼
そのようなことをロファール王が
お許しになると思いますか▼
あなたは王が帰国されたら
どのように弁明するおつもりですか?▼
- 【コッダ】
-
リーザ様、まことに残念ではありますが
ロファール王はすでに亡くなられたのです▼
私は宰相として、この国を守らねば
なりませぬゆえ……▼
- 【リーザ】
-
王はご存命です▼
妻である私にはわかるのです……▼
コッダ伯爵、民を苦しめるのはやめなさい▼
もうこれ以上
過ちを繰り返してはなりません▼
- 【コッダ】
-
むっ……▼いくら王妃とはいえ
それはあまりなお言葉ですな▼
私がいくらお人よしでも
限度と言うものがありますぞ▼
- 【リーザ】
-
私を脅すつもりですか▼
ならば一思いに殺しなさい▼
あなたは謀反人として、後世まで
その名を残すことになりましょう▼
- 【コッダ】
-
うっ……▼
- 【リーザ】
-
コッダ伯爵、▼御用がお済みなら
もう休ませていただけませんか▼
少々、疲れましたゆえ……▼
- 画面暗転
- 【コッダ】
-
くっ……▼
王妃め、言わせておけば……▼
いっそ一思いに……▼
- 【側近】
-
それはなりませぬぞ▼
今、王妃様を害すれば
日和見の諸侯たちも
コッダ様に敵対いたしましょう▼
ウエルト王家は
サザーラント将軍以来の名門▼
敵に回すことは得策ではありませぬ▼
- 【コッダ】
-
では、どうしろというのだ▼
- 【側近】
-
王妃の強気はマーロン伯あってのこと▼
マーロンさえ亡き者になれば
王妃も折れてまいりましょう▼
- 【コッダ】
-
そうだな……▼
マーロンとの決戦を急がねばならん▼
このままでは日和見の諸侯どもが
裏切るかも知れぬでな……▼
- フォーカス・ヴェルジェ
- 【ラフィン】
-
父上、準備が整いました▼
これより出発いたします▼
- 【マーロン】
-
まて、ラフィン▼
ソラの港から連絡が入った▼
サーシャ王女は無事
こちらに向かっておられるそうだ▼
- 【ラフィン】
-
どういうことです?▼
コッダの追手が迫っていると
聞いていましたが……▼
- 【マーロン】
-
ソラの港に上陸した騎士団が
王女を保護してくれたらしい▼
数十人の少勢らしいが
なかなか勇猛であったそうだ▼
- 【ラフィン】
-
騎士団が?▼
まさか帝国の侵攻では……▼
- 【マーロン】
-
いや、青き聖竜の旗を
掲げていたということだ▼
- 【ラフィン】
-
青き聖竜の旗といえば
リーヴェの紋章……▼
- 【マーロン】
-
リーヴェ本家、あるいは4公国の
騎士団ということになるが
おそらくラゼリア公国軍であろうな▼
数日前にリーヴェ最後の砦であった
グラナダが陥落したそうだ▼
- 【ラフィン】
-
では、リュナン公子が手兵を連れて
逃れてきたと言われるのですか?▼
しかし、なぜ我が国へ……▼
- 【マーロン】
-
ラゼリア大公とロファール陛下は
共に大陸5賢王と呼ばれた親しい間柄だ▼
このたびの出兵も、陛下には
仇討ちの気持ちがあったのだろう▼
そのラゼリア大公の子息が国を失い
我がウエルト王国を頼ってきたのだ▼
別に不思議なことではあるまい▼
- 【ラフィン】
-
リュナン公子といえば
帝国の大軍を相手に戦い抜いた
若き英雄だと言われていますが
父上はどう思われます?▼
- 【マーロン】
-
まだニ十歳にもならぬ若者だ▼
英雄と呼ばれるには早かろう▼
民衆は、非業の死を遂げた
英雄グラムドの姿を公子に重ね
過大な期待を抱いておるのだろう▼
- 【ラフィン】
-
グラナダの若き英雄は虚像だと……▼
- 【マーロン】
-
おそらくな……▼
だが、その騎士たちが何者であっても
王女救出の礼は言わねばならぬ▼
ラフィン、お前は城門に出て
彼らを迎え入れよ▼
相応の礼儀は必要じゃ……▼
- 【ラフィン】
-
はっ、承知いたしました▼
- 【エステル】
-
兄上、私もご一緒していい?▼
それともお邪魔かしら?▼
- 【ラフィン】
-
エステル、それはどういう意味だ?▼
- 【エステル】
-
王女とは久しぶりの再会でしょう▼
二人っきりのほうがいいかなと思って▼
- 【ラフィン】
-
バカを言うな▼
俺はウエルト王国の騎士として
王女に忠誠を誓っている▼
ただそれだけの事だ▼
- 【エステル】
-
ふふっ、相変わらずね▼
こんなときこそ、優しい言葉の一つも
かけてあげれば王女も喜ぶのに……▼
- 【ラフィン】
-
エステル▼
余計なことに気を回している暇があるなら
もっと修練に励んではどうだ▼
父上はお前が騎士になることに反対だった
だが俺は、父上の力になりたいと言う
お前の言葉を信じて賛成したのだ▼
俺はいずれ祖国へ帰らねばならぬ▼
いつまでも、お前を
守ってやれるわけではないのだぞ▼
- 【エステル】
-
私は一度だって
守ってくれなんて頼んでないわ!▼
- 【ラフィン】
-
待て!▼エステル!▼
- 【マーロン】
-
ラフィン
お前はエステルを甘やかしすぎる▼
妹だとはいえ、血は繋がっておらぬのだ▼
他の騎士たちの目もある、▼注意せよ▼
- 【ラフィン】
-
は……▼
申し訳ありません……▼
- フォーカス・ソラの港
- 【サーシャ】
-
そうだったの……▼
ではグラムドおじさまも……▼
- 【リュナン】
-
ああ▼
ミュースのブレスに焼かれて死んだ▼
父は戦いを止めようと必死だった▼
ようやく休戦の調印ができると
喜び勇んでノルゼリアに向かったのに▼
そこで帝国が復活させた
聖竜ミュースに襲われて
数千人の人々と共に
一握りの灰になってしまった……▼
- 【サーシャ】
-
そんなこと……▼
あの優しかったグラムドおじさまが……▼
- 【リュナン】
-
サーシャ?
- 【サーシャ】
-
……おじさまは何度もウエルトを
訪ねてくださいました▼
私には、自分の娘であるかのように
優しくしていただいて▼
最後にお会いしたときなどは
ラゼリアに遊びに来ないかとまで
言ってくださいました▼
- 【オイゲン】
-
グラムド大公はサーシャ様が可愛くて
たまらなかったようですな▼
できることなら
我が公国の嫁にほしいものだと
おっしゃっておられましたが▼
サーシャ様はウエルトの
ただ一人の王位継承者ゆえ
それもなるまいと
ため息をついておいででした▼
- 【サーシャ】
-
えっ、オイゲン、本当なのですか?▼
私は王位など継がないわ▼
父もそんなことは望んでいなかった▼
おじさま……▼
言ってくださればよかったのに……▼
- 【オイゲン】
-
ではサーシャ様は
ラゼリアに来てくださいますと?▼
- 【サーシャ】
-
え?▼
- 【リュナン】
-
……オイゲン、先を急ごう▼
- 【オイゲン】
-
おおっ、これは失礼いたしました▼
移動・ヴェルジェ
- フォーカス・ヴェルジェ
- 【ラフィン】
-
サーシャ王女、お待ちしていました▼
- 【サーシャ】
-
ラフィン!!▼
どうして迎えに来てくれなかったの▼
ラフィンが迎えに来てくれると信じて
脱出したのに、放っておくなんて酷い!▼
- 【ラフィン】
-
申し訳ありません▼
王女脱出の知らせが入ったのは昨夜▼
急なことゆえ準備に手間取り
出発が遅れました▼
- 【サーシャ】
-
ラフィンは私のことなんて
どうでもいいのね▼
信じていたのに酷い……▼
- 【ラフィン】
-
申し訳ありません……▼
- 【サーシャ】
-
ふふっ▼
うそよ、ラフィン▼
ちょっとからかってみただけ▼
- 【ラフィン】
-
……▼
- 【サーシャ】
-
あ、怒ったの?▼
だってラフィンはいつも冷静なんだもの▼
慌てる様子が見たかったの▼
でも、怒ったのなら謝ります▼
ごめんなさい……▼
- 【オイゲン】
-
……サーシャ様▼
よろしければご紹介願えませんかな▼
- 【サーシャ】
-
あ……▼はい……▼
この方は……▼
- 【ラフィン】
-
ヴェルジェの領主マーロンの子
ラフィンです▼
お話を伺う前に
まずは館にお入りください▼
父上もお待ちしております▼
- 画面暗転
- 【マーロン】
-
……▼
なるほど、そのような事情でしたか▼
青き聖竜の軍旗と聞き
もしやと思っておりましたが
やはりリュナン殿でしたか▼
それで当地へは、兵を募りに
参られたわけですな▼
- 【オイゲン】
-
さようです▼
ラゼリアはリーヴェ4公国の1つとして
大陸でも有数の
騎士団を擁しておりましたが▼
相次ぐ戦いによってそのほとんどを失い
今や数十名の兵士を残すのみ▼
これでは祖国奪回もままならず
かねてより親交厚いウエルト王国に
援助を求めて参ったのです▼
- 【マーロン】
-
だが、すでにご存知の通り
我が国も内乱のさなかにあります▼
ウエルト王宮は、親帝国派の宰相に
牛耳られ、王妃の安否さえ不明です▼
これでは兵をお貸しするなど
とても不可能ですな▼
- 【リュナン】
-
マーロン伯爵、コッダ宰相とは
どのような人物なのですか?▼
- 【マーロン】
-
国祖サザーランド家の血を引く
名門貴族で、王都の北に広大な領地を
持っております▼
ただ、その性格は軽薄にして残忍▼
領民に過酷な税を課し、娘を奪い
逆らうものはみな処刑するという
有り様です▼
- 【リュナン】
-
そのような男を
なぜ野放しにしておくのです▼
なぜ王宮から追放できないのです?▼
- 【マーロン】
-
ご存知のように
我が国は半年前のバルト戦役で
多大な損害をこうむりました▼
出陣にあたっては
コッダを始めとする諸侯の大半が反対し
休戦を求める帝国との
平和共存を望んだのですが▼
邪神ガーゼルと手を組んだ帝国は
そのまま放置すれば、やがて世界は
破滅に向かうと国王は申されて▼
王家に忠誠を誓う、心有る諸侯たちは
みな王と共に出陣いたしました▼
- 【オイゲン】
-
なるほど▼
それで生き残った諸侯たちは
コッダのようなくだらぬ
男ばかりというわけですか▼
- 【マーロン】
-
さよう▼
恥ずかしながら、私も
生き残った一人でありますが……▼
- 【リュナン】
-
王はあなたを信頼して
留守を託されたのでしょう▼
コッダの野望を
阻止する方法はないのですか?▼
- 【マーロン】
-
これまで何度も諌めてまいりましたが
彼は聞く耳を持ちませぬ▼
この上は、武力をもって
王都の解放をなすしかありませぬが
我がヴェルジェの兵力だけでは
それもかなわぬのです▼
- 【リュナン】
-
コッダの兵力はそれほど大きいと?▼
- 【マーロン】
-
それもありますが▼
我がヴェルジェの主力騎士団は
長男と共にバルトへ出陣し
今残っているのは、次男ラフィン配下の
わずかな兵士だけなのです▼
その上
我らが身動きできぬのをよいことに
トーラスの山賊どもが出没し
日々、村々を襲っております▼
私には彼らを守る義務があり
この砦を空けることすら
容易ではないのです▼
- 【リュナン】
-
……わかりました▼
その山賊討伐は我らがいたしましょう▼
しばらくは立ち上がれぬ程度に
討伐してまいります▼
その上で、ウエルト王国解放の
ご相談をさせていただけませんか▼
- 【マーロン】
-
むろん私に異存はございませんが
お願いしてもよろしいのですか?▼
- 【リュナン】
-
はい、お任せください!▼
- 【マーロン】
-
ではラフィン、お前も行くがよい▼
ラゼリアの方たちだけでは
地理も不案内であろう……▼
- 【ラフィン】
-
はっ……▼
- 【エステル】
-
父上、私もまいります!▼
- 【ラフィン】
-
だめだエステル▼
お前は砦に残っていろ!▼
- 【マーロン】
-
いや……▼
よかろうエステル▼
騎士となったからには戦いは避けられぬ▼
我が娘として恥ずかしくない戦いをせよ▼
- 【エステル】
-
はい、父上!▼
- 【マーロン】
-
リュナン殿、有能な者をあと1名
お付けいたします▼
どうぞ、こちらへ▼
- フォーカス・マーロン&リュナン
- 【マーロン】
-
この者たちは、リュナン殿と共に
出陣を願っております▼
ただ、城の守りも必要ですので
このうち1名だけをお連れ下さい▼
- リュナン→リー
- フォーカス・リュナン&リー
- 【リュナン】
-
あなたは……▼
- 【リー】
-
伯爵様にお仕えしております
司祭のリーでございます▼
戦いの場は不得手ではございますが
私のような者でも
お役に立てればと思いまして▼
- 【リュナン】
-
……オイゲン、どう思う?▼
- 【オイゲン】
-
は……▼
リー司祭殿は、治癒と攻撃の
双方の術を修めし徳高きお方▼
正直なところ、現状では
最も頼れるお方ではないかと▼
ただ、あまり戦場にて
ご無理をしていただくわけには
参らぬでしょうな▼
- リュナン→エゼキエル
- フォーカス・リュナン&エゼキエル
- 【リュナン】
-
君は、アクスナイトか▼
- 【エゼキエル】
-
お初にお目にかかります、リュナン様▼
接近戦ならば
このエゼキエルにお任せを!▼
- 【リュナン】
-
オイゲン、彼はどうだろう▼
- 【オイゲン】
-
斧使いであるがゆえに
攻撃に確実さを欠きますが
実戦経験も豊富で体力にも自信のある様子▼
彼ならば即戦力として頼りにできましょう▼
- リュナン→ナロン
- フォーカス・リュナン&ナロン
- 【リュナン】
-
君の名前は?▼
- 【ナロン】
-
は、はいっ、ナロンと申します▼
騎士団に入ったばかりの見習いですが
一生懸命頑張ります▼
どうか、お供させてください!▼
- 【リュナン】
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オイゲン、どう思う?▼
- 【オイゲン】
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ひたむきさは買えますが
今のところ彼にはとりたてて
優れた才能は見受けられませぬな▼
ですが、もしかすると……▼
もしかするとですが
将来、何かのきっかけで優れた人材に
大化けするやもしれませぬ▼
- リュナン→ルカ
- フォーカス・リュナン&ルカ
- 【リュナン】
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君は正規の兵士ではないようだが……▼
- 【ルカ】
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……はい▼
グラム北の村のルカといいます▼
コッダ伯爵の圧政を逃れて
マーロン様を頼ってきました▼
名もなき一猟師ですが
山賊討伐にはぜひお供させてください▼
- 【オイゲン】
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リュナン様、▼我が軍の兵にはまだ
弓に長けた者はおりません▼
ただの猟師といえども
彼のような人材は貴重でしょう▼
- 「○○をつれていく」を選択した場合
- 【マーロン】
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その者でよろしいですか?▼
- 【サーシャ】
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リュナン様▼
山賊討伐に行かれるのでしょう▼
- 【リュナン】
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南の村が襲われているらしい▼
急がなければ村人たちが危険なんだ▼
- 【サーシャ】
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ラフィンも一緒なのね……▼
リュナン様、私もご一緒させてください!▼
- 【リュナン】
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だめだ、▼君は連れてゆけない▼
- 【サーシャ】
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どうして?▼
エステルだって一緒なのに……▼
- 【リュナン】
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山賊討伐が終われば
次はウエルト解放の戦いだ▼
君には解放軍の盟主としての
大きな責任がある▼
今は身体を休めて戦いに備えるべきだろう▼
- ケイト生存時
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ケイトと一緒に
僕たちの帰りを待っていてほしい▼
-
ケイトと一緒に
- 【サーシャ】
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はい……▼
- 【ラフィン】
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サーシャ王女
公子のことなら心配はいらない▼
グラナダの英雄とまで呼ばれた若者だ▼
山賊程度に遅れはとるまい▼
- 【サーシャ】
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でもラフィン……▼
- 【エステル】
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兄上、トーラス村が危ないのに
無駄話をしている暇はないでしょう!▼
リュナン様、早く出発いたしましょう!▼
- 【リュナン】
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そうだな、では出発しよう▼
行くぞ、オイゲン!▼
- フォーカス・ウエルト王宮
- 【コッダ】
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なんだと!▼
王女を取り逃がしただと!▼
- 【側近】
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はっ、どうやらそのようで……▼
- 【コッダ】
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くっ……▼
みすみすヴェルジェに逃げ込まれるとは
どいつもこいつも役立たずめ!▼
この上はやむをえん
先手を打って兵をあげる!▼
おい、エリッツ将軍を呼んで来い▼
- 【エリッツ】
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コッダ伯爵、お呼びとか?▼
- 【コッダ】
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エリッツ将軍
マーロンがついに反旗を翻した▼
王妃様は討伐せよとの仰せだ▼
貴公は騎士団を率いてヴェルジェを攻めよ▼
攻略できれば貴公を
ヴェルジェの大守としてやろう▼
- 【エリッツ】
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それはまことでございますか!▼
わかりました、ヴェルジェなど一撃で
粉砕してごらんに入れます▼
- 【ライネル】
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エリッツ将軍、それは無理じゃねえか▼
マーロン伯は稀代の名将だし
息子のラフィンも強え奴だ▼
模擬試合で何度か戦ったが
一度だって勝ったためしはねえ▼
行くなら一人で行ってくれ▼
俺は巻き添えはごめんだな▼
- 【エリッツ】
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貴様、下級騎士の分際で何を言うか!▼
宰相閣下の前で
わしに恥をかかせるつもりか!▼
- 【ライネル】
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将軍、俺たちはウエルト王国の騎士だ▼
宰相の私兵じゃないんだぜ▼
なんで奴のいいなりになる必要がある?▼
- 【コッダ】
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おい、貴様、それはどういう意味だ▼
さっきも言ったが
わしは王妃の命令で……▼
- 【ライネル】
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だったら王妃を連れてきな!▼
直接聞けば信用してやらあ▼
- 【コッダ】
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王妃は反逆者どもに王女を奪われて
そのショックで寝込んでおられる▼
今は誰も、王妃に近づくことはできぬのだ▼
- 【ライネル】
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王妃の私室近くには
宰相の兵士が厳重に見張っているが
あれも病のせいか?▼
俺には軟禁しているとしか見えないがな▼
- 【コッダ】
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くっ……▼
黙って聞いておればなんたる無礼▼
貴様も反逆者の一味だな!▼
おい、この男を捕らえよ▼
地下牢に放り込んでおけ!!▼
- 【ライネル】
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ふんっご苦労なことだな▼
だが宰相、言っておくぜ▼
ウエルトの兵士は皆、ロファール王を敬い
リーザ王妃を慕っているんだ▼
最後まであんたの味方をするのは
直属の兵士たちか
欲に目がくらんだこのエリッツのような
バカどもだけなんだよ▼
こんなことで国が奪えると思ったら
大間違いだぜ▼
- 【コッダ】
-
うぐぐ……▼おい、衛兵!
こいつを直ちに処刑せよ!!▼
- 【ノートン】
-
はあ、罪状はなんでありましょう?▼
- 【コッダ】
-
そんなことはお前が適当に考えろ!
このバカ者が!!▼
- 【ノートン】
-
はあ……▼
- 【コッダ】
-
エリッツ、わしは領地に戻る▼
グラムまで護衛せよ▼
- 【エリッツ】
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はっ、グラムはヴェルジェへの
道筋ゆえかまいませぬが
急にどうされたのです?▼
- 【コッダ】
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領地からわしの兵士どもを連れてくるのだ▼
ウエルト兵は信用できぬからな▼
エリッツよ、貴公も心せよ▼
もし裏切れば妻子の命は無いものと思え!▼
- 【エリッツ】
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……▼