Contents
オープニング
- フォーカス・レオンハート
- 【レオンハート】
-
シロウ、リュナン軍は来たか?▼
- 【シロウ】
-
ええ
セルバ城の南に展開したようです▼
- 【レオンハート】
-
そうか、ならば我らも突撃しよう▼
セルバ軍の意地にかけても
カーネルだけは我らが手で討ち取れ!▼
草原は我らが故郷▼
余所者に遅れをとってはなるまいぞ!▼
- フォーカス・拠点
- 【メリサール】
-
カーネル様
我らは南と東から包囲されました▼
このままでは全滅してしまいます▼
- 【カーネル】
-
メリサール司教か……▼
そんなことはわかっておるわ▼
- 【メリサール】
-
もはや
降伏するしかありますまい▼
どうかご決断を!▼
- 【カーネル】
-
バカを言うな▼
レオンに囚われれば
わしらは一人残らず殺されるぞ▼
貴様はそんなこともわからぬのか!▼
- 【メリサール】
-
ですから
あまり酷いことはなさらぬよう
ご忠告申し上げたのです▼
- 【カーネル】
-
なんだと?▼
貴様はわしの責任だとでも
言いたいのか!▼
- 【メリサール】
-
いえ……▼
そうではありませんが……▼
- 【カーネル】
-
もうよいわ!▼
わしは財宝を持って
バルト要塞へ撤退する▼
ここは貴様が守れ▼
- 【メリサール】
-
そ、そんな……▼
わたし一人ではとても守りきれません▼
- 【カーネル】
-
わしが逃げのびるまで
時間稼ぎをすればよいのだ▼
降伏は絶対に許さんぞ▼
もし降伏すれば
祖国に残る貴様の家族は
流刑地送りとしてやろう▼
それが嫌なら最後まで戦え!▼
- 【メリサール】
-
は……▼はい……▼
- 【カーネル】
-
なあに、心配はいらぬ▼
しばらく我慢すれば
ポエムの馬賊隊がやってくる▼
ヤツには好きなだけ
暴れまわってもよいと伝えておいた▼
敵は奴らが
引き付けてくれるだろうよ……▼
Player Turn 4
- フォーカス・ポエム
- 【ポエム】
-
おっ、ハデにやってやがるぜ▼
おーし、遠慮はいらねぇ▼
村々を襲って金目の物を巻き上げろ▼
抵抗するものは一人残らず
殺してかまわねぇ▼
- 【部下】
-
だけどカシラ▼
レオンのセルバ軍と
戦うのはヤバイですぜ▼
オレたちには勝ち目はねぇ▼
部下たちも怯えていますぜ▼
- 【ポエム】
-
ふっふっふ……▼
オレには奥の手があるんだよ▼
捕らえたあの娘……▼
売ろうかと思ったがとんでもねぇ▼
あのガキは勝利の女神だ▼
オレたちにはもう
怖いものなんぞありゃしねぇ▼
世界の王にもなれるってもんだぜ▼
- 【部下】
-
げっ……▼
じゃあまたアイツを呼び出すんですかい▼
そりゃ、やめたほうがいい▼
オレたちゃ地獄に落ちるのは嫌ですぜ▼
- 【ポエム】
-
バカめ
さんざん悪事を働いておきながら
今さらビクビクするんじゃねぇ▼
オレは娘を連れてくる▼
それまではお前たちだけで
何とかしやがれ!▼
- 【部下】
-
へぇ……▼
わかりましたぜ、カシラ▼
Player Turn 11
- フォーカス・ポエム
- 【ポエム】
-
おい、小娘▼
言ったとおり奴らをやっちまいな!▼
- 【ネイファ】
-
いや!!▼
そんなことは出来ません!!▼
- 【ポエム】
-
じゃあ、お前は奴隷に売られて
一生アニキに会えなくなるぜ▼
それでもいいのか▼
- 【ネイファ】
-
そんな……▼
にいさまに会いたい……▼
お願いです
私をエリアルに帰してください!▼
- 【ポエム】
-
だからあと一回だけでいいんだ▼
奴らを脅かすだけでもいい▼
そしたらエリアルに届けてやるからよ▼
- 【ネイファ】
-
本当ですね……▼
信じていいのですね……▼
- 【ポエム】
-
ああ、信用しな▼
オレはこう見えても
悪い男じゃないんだぜ▼
- 【ネイファ】
-
わかりました……▼
……ユトナ神よ……▼
我に大いなる力と勇気を……▼
- ネイファがラキスに変身
- フォーカス・リュナン
- 【リュナン】
-
な、なんだ!?▼
この衝撃は、まさか!……▼
- 【オイゲン】
-
リュナン様、大変です!▼
草原の彼方に、巨大なドラゴンが
出現いたしましたぞ!▼
- 【エンテ】
-
あ、あれは!……▼
- 【リュナン】
-
エンテ、何か知っているのか?▼
- 【エンテ】
-
あれは……▼
カナンの守護聖竜、ラキスです……▼
- 【リュナン】
-
ラキス……▼大いなる翼を持つといわれる
カナンの守護聖竜か!?▼
でもどうして……▼
どうしてラキスが……▼
- 【オイゲン】
-
リュナン様、兵士を撤退させるのです▼
公子は一時も早く城の制圧を!!▼
- 【リュナン】
-
わかった!▼
兵士たちに飛竜に近づくなと命じよ!▼
僕はセルバ城の制圧に向かう▼
いいな、オイゲン!▼
- 【オイゲン】
-
はっ、ただちに!!▼
民家B
- 【村人】
-
おい、あんたら▼
こんなところで
グズグズしていていいのかよ▼
カーネルは奪った財宝を
持ち逃げするつもりだ▼
中でも、奴が持っている
「サリアの聖書」は
サリア神殿から発見された
聖なる書物でさ▼
持っているものに
不思議な力を与えるらしいぜ▼
えっ?……▼
ああ、これか?▼
奴らが落としていったのを
拾ったんだが
欲しければやるぜ▼
俺には役にたたねえしな▼
民家C
- ミンツで訪れた場合
- 【レニー】
-
あっ……▼
ミンツ!▼
- 【ミンツ】
-
レニー、無事に戻れたんだな▼
よかった
元気な顔を見て安心したぜ▼
- 【レニー】
-
待って!▼
私も一緒に行くから▼
- 【ミンツ】
-
あんな酷い目にあったのに
まだ懲りないってのか?▼
- 【レニー】
-
ごめん……▼
せっかくミンツが
命がけで助けてくれたのに▼
- 【ミンツ】
-
まあ、いいや▼
お前を止める権利は、俺にはないからな▼
お前の好きにすりゃいいさ▼
- 【レニー】
-
ミンツ……▼
- ミンツ以外のキャラで訪れた場合
- 【レニー】
-
……▼
民家D
- 【村人】
-
おおっ、あんたがたは
巷で評判の
リュナン公子の軍勢じゃの▼
なんと、このセルバの解放に
協力してくださるのか?▼
では一つ
お願いを聞いてくだされ▼
これは雷を放つ魔法の剣
サンダーソードじゃが
解放軍の
レオン公に届けてほしいのじゃ▼
あんた方を信用して
お頼みするのだから
ネコババしてはなりませぬぞ▼
ポエム初戦時
- 【ポエム】
-
なめやがって……▼
オメエら、知らないなら教えてやるが
オレはこれでもセネーの海蛇と恐れられた
海賊メルヘンの弟なんだぜ▼
オレに手出しをしたら
アニキが承知しないからなっ▼
クリア後
- Player Turn 11以降の場合
- フォーカス・セネト
- 【セネト】
-
ネイファ、僕だ!▼
もういいんだ▼
戻れ!▼
- ラキスがネイファに戻る
- 【ネイファ】
-
に、にいさま!……▼
ああっ……▼
セネトにいさま……▼
- 【セネト】
-
すまなかった▼
僕が悪かったんだ……▼
ネイファを一人にしてしまったから……▼
- 【ヴェーヌ】
-
セネト様▼
ネイファ様は疲れていらっしゃいます▼
エリアルに戻りましょう▼
テムジン様もカティナ様も
心配されています▼
- 【セネト】
-
そうだな▼
ネイファ、もう泣くな
お前はよく頑張った▼
ラキスに支配されず
破壊も殺戮もしなかっただろう▼
お前はもう大丈夫だ▼
だけど
もう二度と、僕の側から離れるな▼
お前は僕が守る▼
そう約束したのだから……▼
- フォーカス、リュナン
- 【オイゲン】
-
ところでリュナン様▼
あのラキスのことですが
攻撃をためらっていたようにも
見受けられましたな▼
- 【リュナン】
-
僕も不思議に思う……▼
それほど恐ろしいと
感じなかったのはなぜだ▼
何か悲しみを秘めていた気さえする▼
- 【オイゲン】
-
リュナン様
レオンハート公がお見えです▼
- 【レオンハート】
-
リュナン公子、先ほどは戦場で失礼した▼
満足に挨拶もできなかったな▼
- 【リュナン】
-
いえ、私の方こそ失礼いたしました▼
- 【レオンハート】
-
ふむ……▼いい目をしている▼
さすがはグラムド殿の息子だな▼
- 【リュナン】
-
レオン公は父をご存知なのですか?▼
- 【レオンハート】
-
若かりし日に世話になった▼
大公には命を救われた事もある▼
- 【リュナン】
-
命を?……▼
- 【レオンハート】
-
公子はレダ解放戦争のことを
知っているか?▼
- 【リュナン】
-
ええ、ガーゼル支配下の諸都市を
解放するために大陸中から
若者たちが集まったのでしょう▼
父も参加したと言っていました▼
- 【レオンハート】
-
そうだ、▼当時、ガーゼル教国は
北部辺境地帯に勢力を伸ばし
多くの自由都市がその支配下にあった▼
過酷な支配にあえぐ市民らは
大陸諸国に救いを求めたのだが
王侯貴族は動かず、若者たちが
国を越えて自発的に集まった▼
当時、小領主の子であった俺も
15歳で参戦した▼
その中で多くの勇者と巡りあい
多くの事を学ばせてもらった▼
その中でも特に、6人の勇者と
6人の賢者については
生涯忘れることはないだろう▼
- 【リュナン】
-
解放戦争の12英雄ですね▼
父もそのうちの一人に数えられている▼
- 【レオンハート】
-
そうだ、▼ラゼリアの公子グラムド▼
カナンの王子アーレス▼
ウエルトの王子ロファール▼
エリアルの傭兵テムジン▼
ゾーアの暗黒剣士ヨーダ▼
グラナダの海賊ヴァルスが
6勇者と呼ばれていた▼
- 【リュナン】
-
6賢者とは誰なのですか?▼
- 【レオンハート】
-
リーヴェ神殿のマイオスと
その子ナリス▼
サリア神殿のオクトバスと
その子アンドレ▼
カナン神殿のエーゼンバッハと
その義子アフリードだ▼
- 【リュナン】
-
エーゼンバッハ!?▼
エーゼン老師は
カナン神殿の神官だったのですか!?▼
でもそれなら、どうしてマルス神殿に……▼
- 【レオンハート】
-
彼はカナンのバハヌーク王により
王国から追放されたのだ▼
- 【リュナン】
-
えっ!?……▼
- 【レオンハート】
-
今から14年前のことだ▼
アーレス王子の妻が何者かに殺され
二人の幼子も行方知れずとなった▼
殺された夫人はエーゼンの娘だった▼
彼は、王が溺愛する若い妾を
その犯人として訴えたため
王の怒りに触れて追放されたのだ▼
- 【リュナン】
-
そんな事があったのですか……▼
それで、行方がわからないという
アーレス王子の子供たちは
見つかったのですか?▼
- 【レオンハート】
-
いや、今も行方知れずという▼
もし生きていれば
公子と同じ年頃だろうな……▼
- 【リュナン】
-
カナンにも複雑な事情があるのですね……▼
- 【レオンハート】
-
リュナン公子▼
本来ならば俺も貴軍に合流して
帝国と戦うべきなのだが
宿敵アハブ大公を倒してサリアを
解放するまではこの地を動けぬのだ▼
申し訳ないが、いましばらく
俺の自由にさせてくれ▼
- 【リュナン】
-
サリアはいまだ内乱の中にあると
聞いています▼
事情はわかりませんが
大公のご判断にお任せいたします▼
- 【レオンハート】
-
いずれ俺も合流するが
それまでは俺が最も信頼する
部下を1名、預けておこう▼
シロウ、お前は公子をお助けせよ!▼
- 【シロウ】
-
はい、レオンハート様▼
- 【レオンハート】
-
リュナン公子
貴公の武運を祈っているぞ▼
- 【リュナン】
-
はい、レオンハート公!▼
- フォーカス・バルト要塞
- 【バルカ】
-
バルバロッサ、変わりはないか▼
- 【バルバロッサ】
-
これはバルカ様▼
おいでと知っておれば
こちらからお迎えに参りましたものを▼
- 【バルカ】
-
いや、そのような気遣いは無用だ▼
それより西部戦線の
状況は聞いているか?▼
- 【バルバロッサ】
-
はい▼
ユトナ同盟軍の侵攻により
セネー、セルバともに陥落したとのこと▼
由々しき事態になりましたな▼
- 【バルカ】
-
いや、俺は
かえってよかったと思っている▼
もともと俺はリーヴェラインを
越えての進撃には反対だった▼
リーヴェ王国との戦いでは
我が帝国も多大な犠牲を強いられた▼
ましてや占領地の民心も定まらぬ現在▼
西への進撃は
自滅の道を歩むものであろう▼
しばらくは、天然の要害である
リーヴェの大河を防衛ラインとして▼
国力の回復を待つのが得策だと
俺は考えていたのだ▼
- 【バルバロッサ】
-
それについては私も
まったく同感でございます▼
我がカナン王国は長い戦いで疲れ果て
西側諸国と戦う力など
残されてはおりません▼
レダ地方、サリア地方の国々は
いずれも小国ですが▼
もし有能なリーダーが現れ
力を結集させれば▼
その兵力は我が国をはるかに
凌ぐものとなりましょう▼
- 【バルカ】
-
だが皇帝は、この機会に
大陸全土を制圧せよと申され▼
俺がいくら止めても
聞いてはくださらない▼
- 【バルバロッサ】
-
はい……▼
- 【バルカ】
-
その上、占領地の指令官に
パブロフやカーネルなどの
愚物を取り立て▼
挙げ句の果てがこの敗戦だ▼
- 【バルバロッサ】
-
……▼
- 【バルカ】
-
あの愚物どもが殺されるのは
自業自得だが▼
その下で戦う兵士たちは
哀れだとは思わぬか……▼
- 【バルバロッサ】
-
バルカ様……▼
- 【バルカ】
-
すまぬ……▼
言っても無駄なことだとは
わかっているのだ▼
ただ、お前くらいにしか
このような泣き言は言えぬでな……▼
- 【バルバロッサ】
-
いえ……▼
殿下の心中はお察しいたします▼
- 【バルカ】
-
俺はジュリアスがうらやましい▼
ヤツは何もかも俺に押し付け
ゼムセリアを動こうとはせぬ▼
- 【バルバロッサ】
-
ジュリアス様は西への進撃に
最後まで反対されましたからな▼
皇帝も無理には使えぬのでしょう▼
- 【バルカ】
-
ヤツは皇帝の命に従う俺を
弱腰だとぬかしおった▼
だがバルバロッサ▼
俺にアーレス兄上の代役は務まらぬ▼
皇帝の命に背くことなどできぬのだ▼
- 【バルバロッサ】
-
わかっております▼
バルカ様の忠節、誠実は
このバルバロッサが誰よりも
よく存じ上げておりますぞ▼
- 【バルカ】
-
いや
俺は気が弱いだけかも知れぬ▼
兄上の無残な死が
俺はいまだ忘れられぬのだ……▼
移動・セルバ南
- フォーカス・エリアル
- 【ログ】
-
お帰りなさいませ▼
セネト様、ネイファ様▼
それにヴェーヌ様も▼
- 【セネト】
-
ログじい、迎えに来てくれたのか▼
カティナは?▼
- 【ログ】
-
お嬢様は配下の者を引き連れ
イストリアへ行かれました▼
今までの恨みを倍にして返すと
張り切っておられましたぞ▼
- 【セネト】
-
じゃ、ついにイストリアは……▼
- 【ログ】
-
はい、王城は
陥落したそうでございます▼
レダ同盟……▼
いや、今では
ユトナ同盟でございましたな▼
リチャード王子
ティーエ王女によって
滅ぼされたもようです▼
- 【セネト】
-
ティーエ……▼
ついに帰ってきたのか▼
- 【ログ】
-
それで若様、カティナ様が
イストリアの王宮で待っているから
すぐに来るようにと申されておりました▼
- 【セネト】
-
僕にイストリアへ?▼
一体何の用だろう▼
- 【ログ】
-
私も詳しくは存じませぬが、▼なんでも
西の辺境地帯に無数の魔獣が現れ▼
その討伐のため
若様にもお手伝いいただきたいとか……▼
- 【セネト】
-
わかった▼
詳しいことはカティナに聞く▼
それに、ティーエにも
久しぶりに会いたいし▼
なあ
ネイファもそう思うだろう▼
- 【ネイファ】
-
ええ……▼
おにいさま……▼
移動・自由都市セネー
- フォーカス・サリアの村
- 【ロファール】
-
クラリス殿▼
失礼してよろしいですか?▼
- 【クラリス】
-
これはロファール様▼
お身体の方はもうよろしいのですか?▼
- 【ロファール】
-
おかげで傷はかなり癒えました▼
ここまで回復できたのは
クラリス殿のお力によるもの▼
さすがはオクトバス殿のご令嬢と
深く感謝いたしております▼
- 【クラリス】
-
いえ、それもすべて
バルバロッサ将軍のご好意によるもの▼
あの方はあなたを
ウエルト王と知っていながら
重傷ゆえと私に託されたのです▼
- 【ロファール】
-
それにしても
我が妻の姉上に命を救われるとは
これもユトナ神のご加護でしょうか▼
- 【クラリス】
-
そういえばロファール様▼
ユトナ同盟のことは
お聞きになりましたか?▼
- 【ロファール】
-
いや……▼
意識が戻ってまだ日も浅いゆえに
外の世界がどうなっておるのか
私には何もわかりませぬ▼
- 【クラリス】
-
実はウエルト軍を主力とする部隊が
セネー街道を東に進んでいるとか▼
すでにセネー市まで来ているそうです▼
- 【ロファール】
-
な、なんと!?▼
それはまことですか!▼
一体誰が
ウエルト軍を率いているのですか?▼
まさかサーシャではありますまい▼
- 【クラリス】
-
それが
ラゼリアのリュナン公子とか……▼
- 【ロファール】
-
リュナン公子!?▼
まさか……▼
あの少年が……▼
- マルジュがいる場合
- フォーカス・自由都市セネー
- 【マルジュ】
-
そうか……▼
レオン大公はそんなことを……▼
- 【リュナン】
-
ああ……▼
マルジュは知っていたのか?▼
- 【マルジュ】
-
伯母上がアーレス王子の夫人で
すでに亡くなっているという話は
聞かされていたが
まさか殺害されただなんて……▼
それに二人の子供が行方不明だと
いう話も初耳だな▼
- 【リュナン】
-
マルジュにとっては従兄弟になるわけだな▼
無事に過ごしていればいいのだけど……▼
- 【マルジュ】
-
リュナン公子がなぜ気にかけるんだ▼
別に関係ないだろう▼
- 【リュナン】
-
そんなことはないさ▼
アーレス王子と僕の父上は盟友だった▼
その子供たちなら、僕にとっても
無関係とは言えないだろう?▼
- 【マルジュ】
-
そうか……▼公子の父上とアーレス王子は
共にノルゼリアでミュースのブレスに
焼かれたんだったな……▼
- 【リュナン】
-
ああ……▼
- 【マルジュ】
-
僕の父上も同じだ▼
ガーゼルとの戦争中に
魔竜クラニオンに襲われて戦死された▼
もう13年も前の事だ▼
- 【リュナン】
-
マルジュは父上を覚えていないのか?▼
- 【マルジュ】
-
僕はまだ幼かったから何も覚えていない▼
もしすれ違ったとしても
わからないだろうな▼
- 【リュナン】
-
そうか……▼
- 【マルジュ】
-
父上は土の神官家の一族だから
ガーゼル教国を憎むあまり
無理をしすぎたのだろうと
老師は仰っていた▼
- 【リュナン】
-
土の神官家といえばレダ神殿を守る一族だ▼
その神殿をガーゼルに奪われたのだから
憎むのも当然だろうな▼
- 【エンテ】
-
あっ……▼
マルジュ、ここにいたのね……▼
リュナン様とお話し中なの?▼
- 【マルジュ】
-
エンテ、僕に何か用なのか?▼
- 【エンテ】
-
マルジュにこれを渡そうと思って……▼
本当はもっと早く渡したかったのだけど
なかなかきっかけがなかったから……▼
- 【マルジュ】
-
エンテが僕に?……▼
古文書みたいだけど何なんだ?▼
- 【エンテ】
-
リーヴェ王家に伝わる聖書らしいけど
私にもよくわからないの▼
母親の形見だから大事にしなさいと
マイオス老師が下さったの……▼
- 【マルジュ】
-
ふーん……▼
- 【エンテ】
-
老師は魔道士にとって貴重なものだとも
仰っていたわ▼
だから私が持つよりも、マルジュが
持っていた方がいいと思って▼
- 【マルジュ】
-
いいよ、そんな大切なもの……▼
僕は預かれないよ▼
- 【エンテ】
-
大切なものだからこそ
あなたに預かって欲しいの▼
お願い、マルジュ▼
あなたの役に立って欲しいの▼
だから持っていて……▼
- 【マルジュ】
-
わかったよ……▼
エンテがそこまで言うのなら……▼
- ケイトとジークがいる場合
- フォーカス、自由都市セネー
- 【ケイト】
-
ジーク▼
どうしたの、こんなところで?▼
- 【ジーク】
-
ケイトか……▼
少し考えごとをしていただけだ▼
君こそどうしてここへ?▼
- 【ケイト】
-
いえ……▼
あなたの姿が見えないから
少し気になっただけ▼
最近のジークは少し変だもの▼
何か思いつめているようで
心配だったの……▼
- 【ジーク】
-
……▼
- 【ケイト】
-
……痛ッ!▼
- 【ジーク】
-
なにっ!……▼
動くなケイト!▼ 毒グモだ!▼
- 【ケイト】
-
えっ!?……▼
- 【ジーク】
-
……クモは殺したが
足を噛まれたようだな▼
毒を吸い出さねば死ぬ▼
じっとしていろ、すぐにすむから!▼
- 【ケイト】
-
あっ……▼
- 【ジーク】
-
これでいい▼
あとはシスターに見てもらえば
すぐによくなるだろう▼
街まで送ってやる
私の肩につかまれ▼
- 【ケイト】
-
え、ええ……▼
ありがとう……▼ジーク……▼