オープニング
- フォーカス・リュナン
- 【リュナン】
-
オイゲン
あれがバルト要塞か▼
- 【オイゲン】
-
さようです▼
砦としての規模は
さほどではありませぬが▼
地形を利用した堅固な要塞として
知られております▼
確かに
この森では身動きが取れませぬし
前に出ればクインクレインや
投石器に狙い撃たれます▼
よほどうまく戦いませんと……▼
- 【リュナン】
-
そうだな……▼
だがオイゲン▼
バルト軍団は守備兵の大半を
後方に引き上げたとも聞いている▼
事実だろうか?▼
- 【オイゲン】
-
はい、帝国も
打ち続く戦いで兵力の消耗が激しく
後方で再編をしておるとか▼
バルトの攻略は今を置いてありませぬ▼
- 【リュナン】
-
そうか……▼では決戦だな……▼
全軍に総攻撃を命じろ▼
これより、バルト要塞を攻略する!▼
- フォーカス・拠点
- 【エストファーネ】
-
将軍、ユトナ連合軍が
迫っているそうですね▼
本当に大丈夫ですか?▼
- 【バルバロッサ】
-
お任せください、エスト様▼
このバルバロッサ、敵が幾万来ようとも
死守してごらんにいれます▼
- 【エストファーネ】
-
いえ、父上は
決して無理はするなと申しておりました▼
戦いに利非ずば
ただちにリーヴェラインまで撤退せよと▼
そのように将軍にお伝えせよと
申しておりました▼
将軍
これは私の願いでもあります▼
どうか、無理はなさらないで▼
お願いです▼
- 【バルバロッサ】
-
エスト様は変わられませぬな▼
まだ赤子だった頃から、お側に
仕えさせていただきましたが▼
亡くなられたお母上に似て
小さい頃からお優しい性格でした▼
戦いを前にして姫にお会いでき
このバルバロッサ▼
もう思い残すことは何一つございません▼
- 【エストファーネ】
-
バルじい!▼
そんな悲しいことを言わないで!
私はいや!▼
じいを失うなんて絶対いやだからね!▼
- 【バルバロッサ】
-
エスト様▼
そんなに泣かれては
お美しい顔がだいなしですぞ▼
ほら、涙をお拭きください▼
大きくなられたというに
中身は小さい頃と
何一つ変わっておられませぬな▼
- 【エストファーネ】
-
夜中に怖い夢を見て泣いているとき▼
いつも真っ先に来て、抱いてくれたのは
バルじいだった▼
バルじいの大きな腕に抱かれると
私は安心して眠れた▼
そんなじいを、この戦争は……▼
- 【バルバロッサ】
-
それを言ってはなりませぬ▼
さあ、エスト様▼
まもなく戦いが始まります▼
お父上のもとにお戻りください▼
だれか!▼
エスト姫をゼムセリアまでお送りせよ……▼
- 【エストファーネ】
-
バルじい……▼
- 画面暗転
- 【マホバ】
-
くっくっく……▼
かつてはカナンの盾として
勇名をはせた名将も
小娘にはかなわぬと見える……▼
- 【バルバロッサ】
-
ガーゼルの魔獣使いか……▼
おぬしらに用はない▼
さっさとわしの前から失せろ!▼
- 【マホバ】
-
将軍の娘はかつて黒騎士団長も務めた英雄
シルヴァ殿……▼しかしノルゼリア事件の後
敵方に寝返り今も行方知れずとか▼
将軍もさぞや肩身の狭い事でしょうな……▼
- 【バルバロッサ】
-
……▼
- 【マホバ】
-
ふっふっふ……▼まあよい……▼
異教徒どもの血肉は魔獣たちの好物じゃ▼
喜んで食らうことじゃろうて……▼
民家B
- ☆ギルドのカギを持っていない場合
- 【村人】
-
こうして戦いの様子を
見ていると
バルト戦役のことを
思い出します……▼
あのとき私は
マール軍の兵として
ここで戦っていたのです▼
戦いの最中、私の目の前で
王が戦死され……▼
王をお守りできなかったことを
悔やんだ私は、その場で
自らの命を絶とうとしました▼
それを止めてくださったのが
敵側の将であるはずの
バルバロッサ将軍だったのです▼
……将軍は捕虜の私にも
この建物の番という仕事と
他の兵士たちと変わらぬ生活を
与えてくださいました▼
祖国マールを
裏切ることはできませんが
将軍やカナンの兵士たちにも
死んで欲しくない……▼
複雑な気分です……▼
- ☆ギルドのカギを持っている場合
- 【村人】
-
……ああ
それをお持ちなのですか▼
では、奥へどうぞ……▼
民家C
- ミンツ以外のキャラで訪れたとき
- 【マーサ】
-
ここは軍団の兵士たちのために
作られた酒場なんだよ▼
バルバロッサ将軍が
自分の私財をなげうって作ったのさ▼
将軍はね▼
若い兵士たちにいつも言っていた▼
死んではならぬ▼
生きて祖国へ帰るのだ、とね……▼
今度の戦いだって
将軍は一人砦に残るつもりだった▼
ところが将軍を慕う兵士たちは
自分たちも残ると言って聞かない▼
それでやむなく、クジ引きで
少数の兵士が残ったってわけさ▼
ねぇ、あんた
笑っちゃうだろ▼
バカな男たち▼
みんな死んじまってさ……▼
- ミンツで訪れたとき
- 【ミンツ】
-
おい、マーサ、生きてるか?▼
- 【マーサ】
-
ミンツ!▼
このろくでなし!!▼
今ごろやってきて何言ってるんだい!▼
- 【ミンツ】
-
まあそう怒るな▼
俺もいろいろと忙しいんだ▼
- 【マーサ】
-
フンッ▼
どうせまた、どこかの小娘の尻でも
追い掛け回しているんだろ▼
それであたしに何の用だい?▼
- 【ミンツ】
-
お前に預けておいたあれな
返してくれないか▼
- 【マーサ】
-
あれって、あれかい?▼
いいよ、こんなもの
あたしにゃ何の役にもたちゃしない▼
バルバロッサを撃破 or Player Turn 30 開始時
- フォーカス・バルバロッサ
- 【部下】
-
し…将軍…ひどいお怪我を…▼
- 【バルバロッサ】
-
かまわぬ!▼
それより、兵士達の退避は完了したか?▼
- 【部下】
-
はっ!▼
中におりますのは、
将軍と私だけでございます▼
- 【バルバロッサ】
-
うむ…貴君も早々に退避せよ▼
- 【部下】
-
……嫌でございます!▼
- 【バルバロッサ】
-
…退避せよ
これは命令だ…▼
- 【部下】
-
ですから、嫌だと申しております▼
要塞としての機能を残したまま▼
このバルト要塞をあけわたすわけには
いかない…▼
将軍は、そうお考えなのでしょう?▼
この私めの最初で最後の命令違反です▼
どうかお許しください▼
- 【バルバロッサ】
-
………………勝手にせよ▼
- 【部下】
-
はっ!
ありがとうございます!▼
実のところ、兵士達を退避させるのは▼
一苦労でございました▼
皆、解っているのです…将軍のご決断を▼
それゆえ誰もが、
将軍と運命を共にすることを望み
中に残ろうとするものですから……▼
- 【バルバロッサ】
-
………馬鹿ものどもが……▼
彼らにはまだまだカナンの為に
なすべき事があると言うのに…▼
……だが、私は彼らを誇りに思う……▼
ガーゼルの如き輩が我が物顔でのし歩く
カナンにあって……▼
未だ彼らはカナンの軍人なのだな……▼
これほど、嬉しい事があろうか▼
- 【部下】
-
………………
- 【バルバロッサ】
-
では、行くとするか▼
- 【部下】
-
はっ!▼
- 【バルバロッサ】
-
このバルバロッサ、十分に生きた……
思い残すことはもはやなし▼
いや、唯一エスト様の花嫁姿を▼
この目で見れなかったことが心残りか………▼
シルヴァよお前がカナンの為に
動いているのは知っている……▼
カナンの未来を頼んだぞ▼
エルンストよ後は任せたぞ▼
貴様一人に任せるのは心苦しいが、▼
バルカ様とジュリアス様をお支えしてくれ▼
バルカ様、この老体……▼
力及ばず果てますことをお許しください▼
おお、我らが祖国
雄々しきカナンよ
カナンの未来に栄光あれ!!!
クリア後
- 【リュナン】
-
オイゲン、あの老将は……▼
- 【オイゲン】
-
見事な最期でありましたぞ▼
さすがはカナンの盾とも称される武人▼
私もかくありたいものですな▼
- 【リュナン】
-
そうか……▼
立派な人物であったのに
残念なことをした……▼
- 【オイゲン】
-
公子
それは若いがゆえの感傷というもの▼
我ら老兵は、老いの病で苦しむよりは
戦場で花と散りたいと願っております▼
かの将軍も、公子のような勇将と戦えて
さぞや本望でありましょう▼
- 【リュナン】
-
死に急ぐは愚か者のすることだと
父上はよく申されていた▼
人として生まれたからには
最後まで生きる努力をすべきだと▼
オイゲン
お前はそうは思わないのか▼
- 【オイゲン】
-
はぁ▼
人は誰しもグラムド大公のように
強い者ばかりではありませぬ▼
公子は生まれながらにして
優れた才能を持ち
さらに御父上の名声をも受け継がれました▼
ですが
そのような恵まれた環境に
生まれることが出来るのは
ほんの一握りの者だけ▼
大多数の人間は
不安と絶望の中で細々と生きて
老いては病に苦しみ▼
やがてその名を知られることもなく
一人寂しく死んでゆくのです▼
- 【リュナン】
-
ずいぶん悲観的だな……▼
オイゲンの話も
わからなくはないが……▼
- 【クラリス】
-
失礼いたします▼
お話はもうおすみでしょうか?▼
- 【リュナン】
-
あなたは?……▼
- 【クラリス】
-
サリアの森から参りました▼
私は大神官オクトバスの娘
クラリスと申します▼
- 【リュナン】
-
クラリス様!?……▼
ああ、あなたが……▼
- 【クラリス】
-
リュナン様は、私をご存知なのですか?▼
- 【リュナン】
-
ウエルトのリーザ王妃から
お話は伺いました▼
バルト要塞を制圧できたら
サリアの森のクラリス神官長を
訪ねるようにと……▼
- 【クラリス】
-
そうですか、リーザが……▼
ではリュナン様
サリアの村においでください▼
お話はそちらでいたしましょう▼
- フォーカス・サリアの村
- 【グエンカオス】
-
どこだ?▼
どこに隠したのだ?▼
- 【村人】
-
わ、わしらは何も知らぬ▼
許してくれ……▼
- 【グエンカオス】
-
そうか……▼
ならば死ね!▼
- 【村人】
-
ううっ……▼
- 画面暗転
- 【クヌード】
-
グエン様▼
これだけ探しても見つからぬとなると
やはりオクトバスの娘が
持っておるのでございましょう▼
- 【グエンカオス】
-
そうであろうな……▼
- 【クヌード】
-
間もなくバルトの森から
戻るとのことでございます▼
お任せください▼
リングオブリーヴェは必ず
取り戻してごらんにいれます▼
- 【グエンカオス】
-
うむ……▼
ここはおぬしに任そう▼
わしはラキスを奪わねばならぬでな▼
- 【クヌード】
-
ラキス!?……▼
ではアーレスの娘が
生きていたのでございますか?▼
- 【グエンカオス】
-
そうじゃ▼
セルバ草原に現れおったわ▼
これで4人、すべてがそろった……▼
- 【クヌード】
-
ははっ!……▼
では、いよいよ……▼
- 【グエンカオス】
-
うむ……▼儀式の日は近い▼
それがためにも
今一度ミュースが必要じゃ▼
クヌード、ぬかるなよ▼
- 【クヌード】
-
ははっ!
グエンカオス教皇様▼