オープニング
- フォーカス・ホームズ
- 【ホームズ】
-
クラリス神官長▼
さっきサリアの聖剣って言ってたよな▼
- 【クラリス】
-
ええ▼
サリア王国に伝わる聖なる剣が
この神殿内に隠されています▼
グエンカオスの暗黒魔法
ザッハークを破るためには
どうしても聖剣が必要なのです▼
- 【ホームズ】
-
だがよ、▼俺たちも昔
聖剣を求めてここまで来たが
神殿の奧には一本の古びた剣しか
残されていなかったぜ▼
床に突き刺さっていて
抜く事はできなかったがな▼
- 【クラリス】
-
その古びた剣が聖剣サリアなのです▼
そして、今のあなたならば
引き抜く事ができるのです▼
- 【ホームズ】
-
あの古びた剣が聖剣?▼
今の俺なら引き抜けるだと?▼
一体どういうことなんだ!▼
- 【クラリス】
-
とにかく聖剣がある場所へ!▼
グズグズしていては
ガーゼル軍に包囲されてしまいます▼
聖剣コマンド実行
- フォーカス・ホームズ
- 【ホームズ】
-
やはりただの古びた剣じゃねえか▼
こんなもの引き抜けるわけねえだろ▼
- 【シゲン】
-
ぐちぐち言ってないで
とにかく抜いてみろよ▼
- 【ホームズ】
-
ちっ……▼
わかったよ!▼
- ムービー・聖剣サリア
- フォーカス・ホームズ
- 【ホームズ】
-
わわわわっ▼
な、なんだよ、これは!?▼
- 【クラリス】
-
聖剣サリアが甦ったのです▼
あなたの勇気と
カトリ様の愛によって……▼
- 【ホームズ】
-
どういうことなんだ?▼
カトリの愛ってのはなんだよ▼
- 【クラリス】
-
あなたがカトリ様から預かった
サリアの腕輪が
聖剣を甦らせるカギなのです▼
腕輪に付いていた紋章が
剣の柄に収まったことで
サリアの剣は大いなるユトナ神の
聖剣として甦ったのです……▼
- 【ホームズ】
-
カトリの愛か……▼
わかったよ、神官長▼
このサリアの聖剣さえあれば
グエンカオスだって倒せるわけだろ▼
ああ、やってやるぜ▼
それでカトリが助けられるのなら
今すぐにでもやってやる!▼
神話の間
神話の間
- フォーカス・ホームズ&クラリス
- 【ホームズ】
-
神話の間か……▼
前にも来たことがあるが
俺には古代文字が読めなかった▼
- 移動
- フォーカス・ホームズ&クラリス
- 【ホームズ】
-
神官長、あんたなら
この意味がわかるんだろう▼
教えてくれねえか▼
- 【クラリス】
-
ええ、いいでしょう▼
この一枚目の絵には▼
「暗黒神の支配する時代▼
一人の奴隷剣士ありき▼
自由を求める民衆を率いて
暗黒神ガーゼルに立ち向かうなり」▼
と記されており▼
- 移動
- フォーカス・ホームズ&クラリス
- 【クラリス】
-
この二枚目の絵には▼
「荒れ狂う魔神の炎▼
絶望の人々を焼き尽くす▼
勇者、渾身の力で戦えども
その身、炎の中に燃え尽きんとす▼
彼、神に祈る▼
我に力を、▼闇を打ち消す光をと」▼
- 移動
- フォーカス・ホームズ&クラリス
- 【クラリス】
-
三枚目のこの絵には▼
「刹那、▼一人の美しき少女▼
白き竜とともに現れて
魔神の炎を打ちくだかん▼
少女は微笑む▼
汝、勇気あるもの、美しい者よ▼
この剣をそなたに託す▼
我に代わりて
悪しきものを滅すべし」▼
と記されています▼
- 移動
- フォーカス・ホームズ&クラリス
- 【クラリス】
-
四枚目のこの絵には▼
「少女の名はユトナ▼
大地母神ミラドナの娘▼
小さな女神にして巨大なる竜▼
勇者、女神の愛を得て
暗黒神を討ち果たすなり」▼
と記されています▼
- 移動
- フォーカス・ホームズ&クラリス
- 【クラリス】
-
そして結びの五枚目には▼
「勇者、王となりて
我らが大地に永久の繁栄を導かん▼
勇者、滅するとも
その愛は永久に消えなん」▼
と記されているのです▼
- 【ホームズ】
-
なんだ▼
ようするにカーリュオン神話の抜粋か▼
何のひねりもねえありふれた英雄伝説だ▼
期待していて損をしたぜ▼
- 【クラリス】
-
あなたはカーリュオン伝説を
信じていないのですか▼
- 【ホームズ】
-
そりゃそうだろ▼
英雄伝説なんてモンは
支配者が自分たちを正当化するために
作り出した幻想だ▼
貴族たちを見てみろ▼
生まれたときから民の上に立ち
働かなくとも贅沢に暮らせる▼
初代王朝の子孫だというだけで
本人の能力や努力とは無関係に
ふんぞり返っていられるわけだ▼
庶民は騙されやすい▼
英雄を信じて崇拝すれば
その子孫も偉いと思っちまうんだからな▼
もしも実在したカーリュオンが
ただの女好きで
ぶさいくなヤツだとわかったら▼
世の中は一気に
ひっくり返っちまうんじゃないか▼
- 【クラリス】
-
確かに英雄伝説の大部分は
後から作られたものでしょう▼
しかしこの壁絵は七百年の間
真実だけを語りつづけてきました▼
カーリュオンとユトナの愛は
永遠不滅であったと
私は信じているのです▼
- 【ホームズ】
-
すまん▼
ちょっと言い過ぎた▼
俺だってカーリュオンとユトナの愛を
疑ってるわけじゃない▼
ただ……▼
- 【クラリス】
-
ええ、わかっています▼
ホームズ様、そろそろ行きましょうか▼
この先は地下の洞窟が
果てしなく続いています▼
邪神の祭壇まで
数日はかかるかも知れません▼
- 【ホームズ】
-
覚悟はしているさ▼
クラリス神官長▼
ここから先は俺たちだけで十分だ▼
あんたは先に帰ってくれ▼
- 【クラリス】
-
どうしてですか▼
- 【ホームズ】
-
正直に言わせてもらうが
足手まといなんだ▼
あんたを気遣っていては
俺たちは満足に戦えない▼
- 【クラリス】
-
そうですか……▼
わかりました、私はサリアに戻ります▼
カトリ様をどうか……▼お願いします▼
- 【ホームズ】
-
それは任せてくれ▼
クラリス神官長、一つだけ頼みがある▼
聞いてくれるか▼
- 【クラリス】
-
はい……▼
- 【ホームズ】
-
リュナンとエンテを……▼
見守ってやってくれ……▼
- フォーカス・リーヴェ王宮
- 【セオドラ】
-
ソフィア大公国のレシエ姫を
お連れいたしました▼
- 【レシエ】
-
バルカ様、ジュリアス様▼
お久しぶりでございます▼
- 【バルカ】
-
レシエ、待っていたぞ▼
挨拶などはいいから経緯を話してくれ▼
- 【レシエ】
-
はい、少し長くなりますが
私がこれまでに知ったことを
順を追ってお話しいたします▼
14年前
アーレス殿下の館が賊に襲われ
セレーヌ夫人が亡くなられたことは
お二方ともご存知ですね▼
- 【バルカ】
-
無論だ▼
俺たちはガーゼルと戦っていて
不在だったが
連絡を受けて愕然とした▼
夫人は殺され
二人の幼子も行方知れずとは
兄上の嘆きを思うと心が痛んだぞ▼
- 【レシエ】
-
その二人の幼子ですが
実は乳母が連れて
館を逃げ出していたのです▼
- 【バルカ】
-
なんだと!?▼
では二人は助かっていたというのか!▼
- 【レシエ】
-
はい、乳母は追手に殺されましたが
お二人は旅の女剣士に拾われ
命を救われたそうです▼
- 【バルカ】
-
その女はなぜ届け出なかったのだ▼
王宮に届け出れば褒美をもらえるとは
考えなかったのか▼
- 【レシエ】
-
剣士は乳母から
賊の正体を聞いていたのです▼
それゆえ誰にも告げずに
カナンから逃れようとしました▼
- 【バルカ】
-
どういうことだ?▼
賊はカナン王国と
関係あるものだとでも言うのか▼
- 【レシエ】
-
はい……▼アーレス館を襲い
セレーヌ様を殺害したのは
バハヌーク王妃カルラでした▼
カルラはネイファ様を拉致する目的で
館に侵入したのですが、セレーヌ様に
抵抗されて殺害したそうです▼
- 【バルカ】
-
なんだと!?▼
あの女が姉上を!……▼
ま、まさか……▼
- 【レシエ】
-
カルラはガーゼル教国の魔女です▼
カナン王国との戦いで
敗勢が濃くなったガーゼル教国は▼
魔女カルラを送り込み
カナン王国を内部から
切り崩そうと考えたのです▼
- 【バルカ】
-
なんということだ……▼
それで父上は
あの女に騙されてしまったのか▼
- 【レシエ】
-
カルラは国王を虜にして
徐々に洗脳したようです▼
- 【バルカ】
-
……だがレシエ▼
カルラは何のために
ネイファを奪おうとしたのだ▼
- 【レシエ】
-
ガーゼルの儀式……▼
邪神復活の生け贄として使うためです▼
- 【バルカ】
-
なんだと!?▼
奴らは邪神の復活を本気で
考えているのか▼
- 【レシエ】
-
はい、それは間違いありません▼
現に、ネイファ様は再び……▼
- 【バルカ】
-
なに?……▼
まさかネイファが
囚われたというのではあるまいな▼
- 【レシエ】
-
残念ですが
風の神殿でグエンに襲われ
囚われてしまいました▼
- 【バルカ】
-
なんだと!▼
お前がついていながら
何と言うことだ!▼
- 【レシエ】
-
もうしわけございません……▼
- 【ジュリアス】
-
兄上
とりあえずレシエの話を聞きましょう▼
レシエ
話を続けてくれ▼
- 【レシエ】
-
はい▼
カナンを逃れた女剣士は
お二人を自分の街に連れ帰り
自分の子供として育てました▼
彼女の名はカティナ▼
エリアルの傭兵王テムジンの娘です▼
- 【バルカ】
-
なんだと!?▼
テムジンならばアーレス兄上とも
旧知の仲ではないか!▼
その娘が兄の子供たちを
救ったというのか▼
- 【レシエ】
-
カティナは二人を拾った孤児と偽り
父親にも真実を告げなかったそうです▼
二人はカティナの子として育てられ
立派な若者に成長しました▼
しかし昨年
ネイファ様が15歳になられて
ある出来事が起こりました▼
ふとした出来事から
ネイファ様の中に眠る聖竜ラキスが
目覚めて、イストリア兵
数十人を焼き殺してしまったのです▼
ネイファ様はそのショックで
口も利けぬようになり
セネト様も自分の出生について
疑問を持つようになりました▼
ガーゼルの勢力は日々強力になり
もはや自分の力だけでは子供たちを
守りきれないと思ったカティナは▼
テムジンに真実を話して
助けを求めました▼
驚いたテムジンは
エーゼン老師に相談し
老師は私に連絡を下さいました▼
私がエリアルを訪れたときには
お二人ともすでに
カティナから真実を聞かされており
かなりショックなご様子でした▼
- 【バルカ】
-
そうだろう……▼
無理もない……▼
- 【レシエ】
-
ですがセネト様はおっしゃいました▼
自分はネイファを守るためなら
どんなことでもする▼
妹を悲しめるものは
ガーゼルであろうとカナンであろうと
容赦はしない、と……▼
- 【バルカ】
-
つまりセネトは妹を守るために
ガーゼル教国と戦ってきたわけか▼
やはり血は争えぬな▼
アーレス兄上も、お前を庇って
よく父上と口論していた▼
自分の領地となった
ソフィア大公国の養女としたのも
カルラから守るためだった▼
- 【レシエ】
-
前王妃だった私の母は
カルラに殺されたのです……▼
私は偶然に目撃したのですが、国王は
子供のたわごとと信じてくれませんでした▼
カルラが私に敵意を持ったのも
当然のことだと思います……▼
- 【バルカ】
-
すまぬ、余計なことを言ったな▼
それでセネトはエリアルの
傭兵たちを率いてカナンに来た訳か▼
- 【レシエ】
-
ガーゼル神殿まではレダ王国軍と共に
北部辺境を進んできましたが▼
魔獣やガーゼル兵との戦いで
多くの兵士を失い
北カナンで新たに兵を募りました▼
今では北カナンの兵士や市民が
自由軍の主力となっており
それも日を追うごとに
膨れ上がっています▼
- 【ジュリアス】
-
それでレシエはどうするつもりだ▼
俺たちと戦うのか?▼
- 【レシエ】
-
これからどうするべきか
それを伺うためにここまで来たのです▼
お二人ならわかっていただけると
私は信じているのです▼
- 【ジュリアス】
-
……▼
レシエ、一つだけ聞かせてくれ▼
父上……▼皇帝はどうするつもりだ▼
- 【レシエ】
-
皇帝は今やガーゼルの下僕です▼
もはやどうにもなりません▼
- 【ジュリアス】
-
お前たちの手で倒すということか▼
レシエは父親を殺すことに
ためらいはないのか▼
- 【レシエ】
-
お言葉ですが私の父は
ソフィア大公ただ一人▼
皇帝は父上を殺した仇と思っています▼
なんでためらいがありましょう▼
- 【ジュリアス】
-
そうか……▼
無論セネトも承知しているのだろうな▼
- 【レシエ】
-
皇帝がガーゼルと切れぬなら
やむをえないとお考えです▼
- 【ジュリアス】
-
レシエ、戻ってセネトに伝えてくれ▼
皇帝は私が始末する▼
無論カルラも一緒にだ▼
- 【バルカ】
-
待て、ジュリアス▼
それは俺の仕事だ▼
勝手なことは許さんぞ!▼
- 【ジュリアス】
-
父親殺しの汚名は
兄上には似合いませんよ▼
私はすでに反逆者だし
前々から考えていたことです▼
いつかはこうなると思っていました▼
- 【バルカ】
-
ジュリアス、違うのだ▼
俺はな▼
このままでは兄上に顔向けができぬ▼
今までの過ちの全てを
この俺の手で清算したいのだ▼
その上で、このカナンの未来を
兄上の子……▼
セネトに託したいと思っている▼
ジュリアス、お前ならば
俺の気持ちがわかるだろう▼
- 【ジュリアス】
-
……▼
まあ、いいでしょう▼
今度ばかりは兄上の顔を立てましょう▼
それで、私は何をすればいいのです?▼
- 【バルカ】
-
セネトにはリーヴェと対等の立場で
和平交渉ができるようにしてやりたい▼
リーヴェ王宮は貴重なカードだ▼
セネトをカナン城に迎え入れるまでは
なんとしても持ちこたえて欲しいのだ▼
- 【ジュリアス】
-
……そんなことですか▼
わかりました▼
リーヴェ王宮は
私が命に代えても守ってみせます▼
- 【バルカ】
-
すまぬな、ジュリアス……▼
城外の守りはエルンストに命じた▼
お前は今のうちに
城内の守りを固めてくれ▼
俺はこれからすぐに帰国する▼
- 【レシエ】
-
では、私も途中までご一緒に……▼
- 【ジュリアス】
-
ところで兄上▼
エストの姿が見えないようだが
どうしたのです▼
- 【バルカ】
-
そういえば姿が見えぬな▼
いったいどこに行ったのか……▼